地震活動静穏化解析

地震活動静穏化解析(Z値)について
大地震が発生する前、その震源域周辺で一時的に地震が減少する「地震活動静穏化現象」が観測されることがあります。本解析は、まさに「嵐の前の静けさ」といえるこの現象を可視化したものです。
過去の事例では、静穏化が深まった後に本来の活動レベルへ戻る過程で大地震が発生したケースが複数確認されており、切迫度を測る上で極めて重要な指標です。
■独自の解析アルゴリズム
通常、静穏化解析では余震を除去する(デクラスター)処理が必須とされます。しかし本システムでは、余震を含んだデータからでも精度よく静穏化を抽出できる独自アルゴリズムを採用しており、よりリアルタイムに近い活動推移の把握を可能にしています。
■図の見方
【青色】静穏化: 地震数が減り、嵐の前の静けさが深まっているエリア
【緑色】回復: 静穏化から常時活動に戻る過程(要注意フェーズ)
【白色】平常: 平均的な活動レベル(基準値)
【赤色】活発化: 地震数が増え、活動が活発になっているエリア
【灰色】データ不足: 解析に必要な地震数が足りないエリア
※色が濃いほど異常度が高く、値が±2.5を超えた場合、その異常が統計的に発生する確率はわずか1.24%程度です
2026年05月13日 21:04 発表
図1. 北海道・北日本(千島海溝・三陸沖北部)の地震活動度
図2. 東日本(日本海溝・三陸沖南部・関東)の地震活動度
図3. 西日本(南海トラフ)の地震活動度
図4. 南西諸島(沖縄・奄美)の地震活動度
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